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一般の便秘と乳児の便秘
現代の不規則になりがちでストレスの多い生活環境を反映して、成人では便秘で悩んでいる人が随分と多くなっています。一般的に便秘とは、排便回数が極端に少なくなり、便の水分量も減少した状態となる症状です。
多くの場合は排便するために努力を要して、肛門部が痛みます。便秘は子供にもよくあり、こちらでは軟便でも排便が2、3日以上ない場合や、少量の硬い便が時々あるという程度の状態も含まれます。大人でも子供でも、自分の症状に自覚や判断ができますが、これが乳幼児となるとそうもいきません。
乳幼児の便秘というのは、生後8ヶ月あたりまでの乳児では、反射的に排便が行われるので、本来は便秘などあまり多くないものなのですが、何らかの原因的疾患がない時は、食事が原因となっていることが殆どのようです。
これは、ミルク量の不足、発酵性のある糖質分の不足、繊維質の不足などによるもので、母乳栄養児なら,母乳不足が考えられることが多いとされますが、人工栄養児の場合は、なぜ便秘が起こるかわからないが不明の場合も少なくありません。
2歳児以降に始まった便秘の場合では、腸の働きが何らかの理由で低下したために起こることが多いとされています。
乳児の便秘解消法